2020/01/29
固定費を低く抑えることが可能なスモールビジネス
今回もスモールビジネスのメリットについてお話しします。
スモールビジネスのメリットの4点目として、これは数字上非常に大事なことですが、固定費を低く抑えることが出来るという点があります。
固定費とは、たとえ売上がゼロの月でも支払わなければならない経費のことを言い、例えば、店舗の家賃、社員へ払う人件費、コピー機のリース料、HP管理費などの広告宣伝費などがあります。
スモールビジネスでは大会社と比べて固定費を低く抑えられるので、月々の売上高変動が大きい場合にも、お金の流出額が少ないため、銀行からの融資に頼るということもなく、健全な経営を行うことが出来ます。
また、景気動向の変化に対しても、ビジネス規模が小さいと柔軟に対応することが出来、例えば景気が悪い時には、人やモノに投資をせず我慢し、景気が良くなった時に投資するといったことが臨機応変に行えます。
反対に大会社は、たとえ売上が落ちたとしても容易には固定費を削ることはできません。特に景気が悪いからという理由では一旦雇った社員を辞めさせることは非常に難しく、キャッシュフローが悪化し、回復が困難となります。
大きな組織は、自身をスピーディーに変えることはできません。その点、スモールビジネスは少人数で行っており、またコンパクトな空間で常に顧客と接客しているため、社長自身が顧客のクレームや要望をくみ取ることが出来、また少人数で話し合うことによりスピーディーな意思決定が可能となり、それを提供する商品やサービスに柔軟に反映することが出来ます。